知研ボックスC-13期【セブンロード】は、数字が書かれたマスの上を、合計が7になるところまで進めながらゴールを目指す、というボードゲーム。
ゲームで遊びながら「数の合成・分解」をたくさん行い”数の構成”を定着させること、またボード全体を俯瞰して見ながらゲームを進める、視野の広さをやしなうことが目的となります。
こちらの記事では、【セブンロード】の自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。
知研ボックス【セブンロード】でやしなわれる能力とは
記号による受容的思考力・集中的思考力・拡散的思考力
●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
●拡散的思考力とは:1つの事柄から色々な方面に思い巡らす能力・思考の柔軟性
※関連記事:知研ボックスで伸ばせる24の知能因子とは
知研ボックス【セブンロード】自宅での効果的な取り組み方
①7の分解
おはじき7個を、さまざまなパターンで分解してみます。
「1と6」「2と5」などの2分割から7分割まで、すべてのパターンを考えてみましょう。
分ける分だけお皿などを用意して入れていくと分かりやすい!
7の分解(全14パターン)
・2分割・・・1と6、2と5、3と4
・3分割・・・1と1と5、1と2と4、1と3と3、2と2と3
・4分割・・・1と1と1と4、1と1と2と3、1と2と2と2
・5分割・・・1と1と1と1と3、1と1と1と2と2
・6分割・・・1と1と1と1と1と2
・7分割・・・1と1と1と1と1と1と1
②セブンロード
赤・青のコピットを、それぞれ盤上の色分けされているマスに置きます。
赤チームと青チームに別れ、じゃんけんで先攻・後攻を決めます。
先攻の人から『あわせて7』になるように数字のマスを通りながらコピットを進めます。
例:1と6、2と5、3と4、1と2と4、2と2と3、1と1と2と3など
※スタート時にコピットが置いてあるマスの数字は、足す数に含みません。
ゴールの1と合わせてちょうど7になるように、コピットをゴール(敵陣=相手の色のマス)に入れます。
※コピットが進めるのは、盤上に引いてある線の上だけです。(線の上ならバックさせることもできます。)
※進む途中に敵のコピットがある場合は、敵のコピットを飛び越えて進むことができます。
交互にコピットを進めていき、自分の色のコピットを全部、ゴール(敵陣)に早く入れたほうが勝ちとなります。
ゲームを通して、楽しく数の合成・分解に親しみます。
数の合成・分解に慣れていない場合は、7よりも小さい数から始めてみましょう
はじめはマス上の数を足しながら進み、7になったらそこで止まるやり方(数の合成)でも良いですが、ゲームをたくさん行って7になる組み合わせを定着させ(数の分解)、進む道の見通しをたててからコピットを進めることができるようにしていきましょう。
慣れてきたら、コピットを進める数を8・9・10・・・と増やしてゲームを行いましょう。
③サイコロでセブンロード
基本的な遊び方は②と同様ですが、「合わせて7」など、あらかじめ進む数を決めて行うのではなく、その都度サイコロをふって出た目の数だけ進むというルールでゲームをしてみましょう。
サイコロの出た目に合わせて、ランダムに数の分解を行うことになります。
慣れてきたら、サイコロ2個など数を増やして行ってみましょう。
サイコロ2個の目の合計=「数の合成」、目の合計の数だけマスを進む=「数の分解」となります。
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