知研ボックスC-14期【ミネルバあそび】は、正方形4つを組み合わせてできる5種類の形のピースでマス目を埋めていくパズルを通して図形認識力をやしなう取り組み。
こちらの記事では、C-14期【ミネルバあそび】の自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。
知研ボックス【ミネルバあそび】でやしなわれる能力とは
図形による受容的・集中的・拡散的・転換的思考力
●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
●拡散的思考力とは:1つの事柄から色々な方面に思い巡らす能力・思考の柔軟性
●転換的思考力とは:ある事柄を別の方面から見直す能力・創造力
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知研ボックス【ミネルバあそび】自宅での効果的な取り組み方
【ミネルバあそび】は、4個の正方形を組み合わせてできる形のピース(5種類)と、方眼上のマス目の一部に絵が描かれた台紙を用います。
ちなみに、正方形を4個つなげてできる形のことを「テトロミノ」と言います。

正方形2つでできる形は「ドミノ」、3つは「トリオミノ」、5つだと「ペントミノ」
①テトロミノを作ろう
正方形4枚(折り紙を4等分したものでもOK)を用意します。
4枚を組み合わせて、【ミネルバあそび】のピース5種類と同じ形を作らせます。
ピースの形が正方形4枚でできている=台紙のマス目4つ分、ということを意識させましょう。
②ミネルバあそび
台紙No.1、No.2の空いているマスを、5種類のピースを用いて埋めていきます。
用いるピースは問題によって異なります。むずかしい場合は、用いるピースを選んで渡してあげましょう。

空いているマスの形からピースの形をイメージすることを意識しましょう
台紙No.1・No.2がスムーズできるようになったら、新たに問題を作成してたくさん取り組ませましょう。
③いろんな問題にチャレンジしよう
台紙No.3(絵が描かれていないもの)を使用し、問題を作成して出題します。
台紙No.3のマス目におはじき等を置いて、おはじきが隠れないようにミネルバを置く問題をあらかじめ作成しておきます。
(任意のミネルバを先にマス目に置き、空いているマスにおはじきを置きます。)
※4×4のマス目にはおはじき4個、5×5のマス目にはおはじき5個を使います。
④問題を作ってみよう
台紙No.3を使用し、子どもに問題を作らせます。
最初は絵の部分に碁石やおはじき等を置いてみて、上手にできたらおはじきの部分に
シールを貼ったり、絵を描いて完成させましょう。
※4×4のマス目にはおはじき4個、5×5のマス目にはおはじき5個を使います。
ピースを先に置くと作りやすいということに気づくかどうかがポイント(転換的思考)。

先にやり方を教えずに、自分で気づくまで自由に作らせましょう。
知研ボックス【ミネルバあそび】に似ている市販のおススメ教材
オーシャンパズル
(知と育 KEEPRAE) モンテッソーリ パズル おでかけ中に 楽しめる 知育 マグネット おもちゃ 思考 トレーニング (オーシャンパズル テトリス ブロック 4歳)
『オーシャンパズル』は、正方形2~5個を組み合わせた形のピースを用いて、問題のマス目をぴったり埋めていくパズル。
ピースは反転した形も含めて22種。お手本は15枚×両面の30問あります。
用いるピースが最初は2枚から始まり、最後には5枚と徐々にステップアップしていくことができます。
また『オーシャンパズル』が収納されているボックスのサイズは17cm×17cm×2.5cmとコンパクトで持ち運びしやすいサイズ。
且つピースはマグネットになっており、ボックスのふたの裏に置いて遊べば、くっついて簡単には落ちないので、外出先や移動中にも手軽に遊べるのもポイントです。
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