知研ボックスC-15期【が・の・に・を】は、助詞(が・の・に・を)の使い方を知って、正しい文章の形式に親しみ表現力につなげていく取り組み。
こちらの記事では、【が・の・に・を】自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。
知研ボックス【が・の・に・を】でやしなわれる能力とは
概念による受容的・集中的・拡散的・表現的思考力
●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
●拡散的思考力とは:1つの事柄から色々な方面に思い巡らす能力・思考の柔軟性
●表現的思考力とは:自分で分かっていることを的確に表現する能力
※関連記事:知研ボックスで伸ばせる24の知能因子とは

知研ボックス【が・の・に・を】自宅での効果的な取り組み方
①が・の・に・を
台紙の上に、単語のカードと助詞(が・の・に・を)のカードを置きます。
その後に続く文(単語)のカードを選んで、正しい文章を作らせます。
例:あさがお
・あさがお「が」・・・・⇒さいています
・あさがお「の」・・・・⇒たね
・あさがお「に」・・・・⇒みずをあげます
・あさがお「を」・・・・⇒そだてます
➁が?の?に?を?
台紙の上に単語(名詞)と文のカードを置きます。
正しい文章になるように助詞(が・の・に・を)のカードを入れさせます。
例:じどうしゃ
・じどうしゃ「?」はしっています⇒「が」
・じどうしゃ「?」タイヤ ⇒「の」
・じどうしゃ「?」のります ⇒「に」
・じどうしゃ「?」うんてんします⇒「を」
③まちがいさがし1
台紙の上に助詞(が・の・に・を)が間違っている文章を作ります。
助詞(が・の・に・を)のカードを入れ替えて、正しい文章に直させます。
④まちがいさがし2
台紙の上に、単語と助詞、続きの文の組み合わせのおかしい間違った文章を作り、どこが間違っているのかを見つけて正しい文章に直させます。
⑤文章を作ろう
台紙の上に単語と助詞(が・の・に・を)のカードを置き、続きの文を自由に作らせます。
・単語「いぬ」助詞「が」→「ほえています」「はしっています」「えさをたべています」等
・単語「いぬ」助詞「の」→「えさ」「おうち」「なまえ」等
⑥がのにを作文
台紙の上に助詞(が・の・に・を)のカードのみを置きます。
何についてのお話を作るか、好きなものを決めます。
決めたものを主語にして、「○○が・・・」「○○の・・・」「○○に・・・」「○○を・・・」の続きを考えて文章を作らせます。
知研ボックス【が・の・に・を】に似ている市販のおススメ教材
くもん ぶんのおけいこ
『くもん ぶんのおけいこ』は、「が・の・に・を」を含むくっつきことば(と、の、が、を、は、へ)の使い方や、「お」と「を」・「は」と「わ」・「え」と「へ」などの書き分けなど、助詞の使い方や、基本的な文の形を学ぶことを目的としたドリル。
1つの例文を「なぞる」「書く」「選ぶ」という3パターンのやり方で繰り返すことで、正しい助詞の使い方や間違えやすい文字の表記、正しい文の型を身につけていきます。
コメント