座標の表し方を学ぶ。知研ボックスC期【座標への導入】自宅での効果的な取り組み方

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C期(5~6歳)

研ボックスC-15期【座標への導入】は、あるものの位置を縦軸と横軸との交点であらわす「座標軸」を理解し、客観的な位置のあらわし方を身につける取り組み。

こちらの記事では、【座標への導入】の自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。

知研ボックス【座標への導入】でやしなわれる能力とは

図形・記号による受容的・集中的・転換的・表現的思考力

●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力

●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力

●転換的思考力とは:ある事柄を別の方面から見直す能力・創造力

●表現的思考力とは:自分で分かっていることを的確に表現する能力

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知研ボックス【座標への導入】自宅での効果的な取り組み方

①座標の理解

図形・記号による受容的・集中的思考力をやしないます

台紙とチップを使用します。
まず、縦の1列(例:「あ」の列)のマスすべてにチップを置かせます。
その後、横の1段(例:「2」の段)のマスすべてにチップを置かせます。

その上で、「あ」の列と「2」の段が交わるところが『あ-2』の場所であることを理解させます。

段・列の交点で位置をあらわすことが理解できたら、

「『い-5』の場所にチップを置きましょう。」

「『え-1』の場所にチップを置きましょう。」

等と発問します。

段・列の理解を促し、縦の列と横の段の交点が座標の位置であることを理解させます。

➁位置はどこ

図形・記号による受容的・集中的・表現的思考力をやしないます

台紙の座標上の1マスにチップを置き、置いたところの座標上の位置を答えさせます。

縦の列と横の段の交点が座標の位置であることを理解し、座標の位置を言いあらわすこと
ができるようになるのがねらいです。

③何ができるかな?

図形・記号による受容的・集中的・転換的・表現的思考力をやしないます

座標上に模様(形)ができるようにチップを置く位置を指示し、そのとおりに置かせます。
子どもにも、自分の好きな模様ができるようにチップを置く場所の指示を出させ、そのとおりに置いてみます。

④ビンゴゲーム

図形・記号による受容的・集中的思考力をやしないます

2人で行います。
台紙とチップ、文字と数字のサイコロ(以下を参照)を使用します。
※あらかじめ、ゲームに使用するサイコロ2種を作成します。

●縦軸(文字)のサイコロ

サイコロの面にそれぞれ「あ」「い」「う」「え」「お」の文字を記入します。
残りの一面は「ラッキーマーク」として、好きな絵を描いたりシールを貼ります。

●横軸(数字)のサイコロ

サイコロの面にそれぞれ「1」「2」「3」「4」「5」の数字を記入します。
残りの一面は「ラッキーマーク」として、好きな絵を描いたりシールを貼ります。

※サイコロは厚紙などで作成しても良いですが、立方体の積み木や、下↓のような立方体の発泡スチロールに丸シールを貼ると、簡単に作ることができます。


発泡スチロール ブロック 白 ホワイト 50×50×50mm

作成したサイコロ2個を振り、出た文字と数字が交わる座標の位置に、自分の色のチップを置きます。

ラッキーマークが出たら、もう1個のサイコロで出た列・段の好きな位置にチップを置けます。

例:縦軸(文字)のサイコロ→「あ」、横軸(数字)のサイコロ→「ラッキーマーク」の場合、「あ」の列の1~5どこに置いても良い。

同じ座標が出たら、ひっくり返して自分の色に変えることができます。
自分の色のチップが先に縦・横・斜めのいずれかに5つ並んだほうが勝ちとなります。

ゲームをとおして座標の位置(縦の列と横の段の交点)に親しむことがねらいです。

※他にも、知研ボックスC期の教材について紹介しています>>>

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