知研ボックスC-16期【カラーフラット】は、通常のパズルのように単にピースを組み合わせるだけでなく、「重ねる」「織り込む」という操作が入ることで、平面パズルでありながら立体的な思考が必要となる取り組み。
こちらの記事では、【カラーフラット】自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。
知研ボックス【カラーフラット】でやしなわれる能力とは
図形による受容的・集中的・転換的・拡散的思考力
●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
●転換的思考力とは:ある事柄を別の方面から見直す能力・創造力
●拡散的思考力とは:1つの事柄から色々な方面に思い巡らす能力・思考の柔軟性
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知研ボックス【カラーフラット】自宅での効果的な取り組み方
【カラーフラット】の見本は、7枚の台紙に9種、掲載されています。
使用するピースは、台形4枚、もしくは扇形のような形4枚です。
ピースのかたちを分解してみると・・・
台形のピース・・・正方形+二等辺三角形
扇形のようなピース・・・扇形(1/4円)+二等辺三角形
となっています。
①重ねる
4枚の台形のピースで、台紙No.1・2と同じ模様を作ります。
机の上で作るのが難しいようなら、台紙の上で作ってみましょう。
通常の平面パズルでは行わない「重ねる」という操作が必要になります。

パズル=重ねてはダメ、という思い込みがあると、重ねればよいということになかなか気づかない!
ピースの余分なところを隠す=重ねることが必要になることに気づかせましょう。
なお、ピースは裏返しても使えることに注意します。
➁織り込む
ピースを使って、台紙No.3~7と同じ模様を作ります。
机の上で作るのが難しいようなら、台紙の上で作ってみましょう。
「重ねる」に加えて「織り込む」ことが必要になります。

重ねる順番も考えないとうまくいかない!
ピースのどの部分を隠せば、見本の模様と同じ形になるかを考えさせましょう。
台形のピースは、正方形+二等辺三角形
もう1種のピースは、扇形(1/4円)+二等辺三角形
であることに気づかせましょう。
③問題づくり
ピースを使って自分で問題を作らせます。
2種類の形のピースを混ぜて作るなどして自由に作ってみましょう。
知研ボックス【カラーフラット】に似ている市販のおススメ教材
こぐま会 かさねパズル
こぐま会「かさねパズル」は、【カラーフラット】と同じ台形のピース(正方形+二等辺三角形)4枚を用いて、見本と同じ形を作るパズル。
お手本の冊子に4枚のピースが付属しています。
【カラーフラット】と同様、ピースを「重ねる」「織り込む」という操作が必要なパズルです。
掲載されているお手本は計11種。
そのうち5種は【カラーフラット】と同じお手本です。
「かさねパズル」のお手本は、11種中4種が原寸大で、あとの7種は縮小見本となっていますが、見本とは別に原寸大の枠があり、見本を見ながら枠の上で作れるようになっています。
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