知能研究所の教材『知研ボックス』の自宅での効果的な取り組み方に関する記事を、各期ごとにまとめました。
D期(2~3歳向け)
D期(2~3歳)のねらい
概念:
・身の回りにあるものの名前(名詞)の語彙と、ものについての知識を増やす。
・仲間(見た目がちがっても同じもの、同じ用途のもの等)がわかる。
・ひらがなに親しみ、興味を持つ。
図形:
・円・三角形・四角形などの弁別ができる。
・直角二等辺三角形2つで正方形を作るなど、図形の合成ができる。
記号:
・5くらいまでの数概念を理解する(たくさんの中から指定された数が取れる)。
・5個くらいまでの数の多少がわかる。
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T期(3~4歳向け)
T期(3~4歳)のねらい
概念:
・言葉の数をさらに増やす。
・ものの属性に関する認識を深め、“なかまあつめ””なかまわけ”ができる。
・絵を見て、筋の通ったお話ができる。
・複数の内容を含んだ指示を理解し、実行する。
・ひらがなに親しむ。
図形:
・4~5つ位の形を合成して特定の形を作ることができる。
・基本図形(円、正三角形、正方形、長方形、台形、平行四辺形)の弁別ができる。
・平面図を見て立体を構成することができる。
・3つ以上のものの大小の比較、系列化(並び変え)ができる。
記号:
・5~7くらいまでの数概念の理解(たくさんの中から指定された数が取れる)。
・色や形の並び方のパターンを意識する。
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Q期(4~5歳向け)
Q期(4~5歳)のねらい
概念:
・ものの属性を正確に理解し説明したり、分類できる。
・絵の状況を読み取り前後関係を判断する。
・ようすをあらわす言葉をの語彙を増やし表現力につなげる。
・ものの属性を理解し、さまざまな観点から「なかま」を見つける。
図形:
・さまざまな形を合成して平面図形を作る。
・大きさ・長さの順番に並べ替え(系列化)ができる。
・「前後・上下・左右から〇ばんめ」がわかる
・円・三角形・四角形が正確に描ける。
記号:
・15くらいまでのものを数えられる。
・「あわせていくつ」(数の合成・分解)が理解できる。
・「2個ずつ、3個ずつ」の概念を理解する。
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C期(5~6歳向け)
C期(5~6歳)のねらい
概念:
・4枚の絵から筋のとおったお話ができる。
・助詞(が・の・に・を)の使い方を理解する
・さまざまな角度からものを見て、複数のものに共通の属性を見つける。
図形:
・さまざまな図形を使って平面図形を合成する。
・平面図を見て立体図形を構成する。
・図形を実際に動かさずに頭の中で操作する。
・位置関係をあらわす概念(前後・左右・上下)を正確に理解する。
記号:
・1桁同士の足し算ができる。
・10以下の数の合成・分解ができる。
・100くらいまで数えられる。
・回転推理や重さ比べなど、論理的に考えて答えを導き出す。
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S期(6~7歳向け)
S期(6~7歳)のねらい
概念:
・ほとんどのひらがなの読み書きができる
・抽象的なことばを理解し使うことができる。
・連想ゲームで思考の柔軟性をやしなう。
・お話を聞き、論理的に推理して答えを導き出す。
図形:
・言葉で言われた図形をイメージし、正しく描き出す。
・自分以外の視点からの見え方をイメージする。
記号:
・絵や数字の並び方のパターン(法則)を見つける。
・ゲーム等をとおして、一桁同士の計算能力を高める。
・置き換え・1対多対応を理解する。
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