知研ボックスD-1期【ひもひもとおせ】は、指先を使うことで巧緻性を高め脳を刺激するだけでなく、指示を聞き取って正しく処理する力や、感覚的に位置を理解する力をやしなう取り組み。
こちらの記事では、【ひもひもとおせ】の自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。
知研ボックス【ひもひもとおせ】でやしなわれる能力とは
図形による受容的思考力・集中的思考力をやしないます
●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
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知研ボックス【ひもひもとおせ】自宅での効果的な取り組み方
【ひもひもとおせ】は、穴のあいた台紙(ケーキ・釣り)にひもをとおしていく取り組み。
ケーキの台紙は穴がかなり大きいので、ひもの端に五円玉などを結びつけ、抜けてしまわないようにして取り組みましょう。
①言われたとおりに通そう
まず、台紙に描かれているものの名前を言わせます。
名前が分からないものは、教えてあげましょう。

ものの名前が分からなければ、指示が理解できません。
また、ひもの通し方は、一度やって見せてあげましょう。
ひととおり理解できたら、ケーキの台紙を使用し、指示通りにひもを通させます。
などのように、穴の場所を指示して、ひもを通させましょう。
上手にできるようになったら、魚釣りの台紙でも
などと指示を出して、同様に行いましょう。
ひもを通す場所の指示を聞いて、正しく処理できるかがポイント。
絵に描かれているものの名称、赤や青など色の名前、上・下や表・裏など空間認識をあらわす言葉などの理解を深めます。
➁同じように通そう
それぞれの台紙をコピーしたものに、ひもを書き込んで見本を作成します。
見本例:
たてせん
よこせん
ばってん

台紙をコピーしたものをラミネート加工すると、ホワイトボードマーカーで何度も書いたり消したりできて便利!
見本を見ながら、同じようにひもを通させます。
見本と同じ穴の位置を理解して、どんな順序でひもを通せば同じになるのかを理解できるかがポイント。
知研ボックス【ひもひもとおせ】に似ている市販のおススメ教材
七田式 ひもとおし図形ボード
☆七田式(しちだ)教材☆ 思考あそびシリーズ ひもとおし図形ボード ☆立体的な位置の関係を理解する力を育てる☆☆★
「七田式 ひもとおし図形ボード」は、4×2、4×3、4×4の穴があいたボード3種を用いて、20種のお手本のとおりにひもを通していく教材。
見本のとおりにひもを通していく取り組みを通して、座標上の位置を感覚的に理解することができます。
穴の数がいちばん少ない4×2のボードには、穴の部分にすべて違う色がついているので、【ひもひもとおせ】遊び方①のように、指示のとおりにひもを通す取り組みもできますし、見本を見ながらひもを通す場合にも手がかりになるため、2~3歳位の小さいお子さんにも取り組みやすくなっています。
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