知研ボックスD-1期【「い」+「ぬ」】は、絵の合成パズルをとおして文字への興味を持たせ、ひらがなの読み書きへの導入とする取り組み。
こちらの記事では、【「い」+「ぬ」】の自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。
知研ボックス【「い」+「ぬ」】でやしなわれる能力とは
概念・図形による受容的思考力・集中的思考力
●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
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知研ボックス【「い」+「ぬ」】自宅での効果的な取り組み方
【「い」+「ぬ」】は、2分割された動物の絵を合わせて完成させる、2ピースの絵パズル。
カードには、動物の名前がひらがなで書かれています。
①これは何かな?
各絵カードを1枚ずつ(半分だけの絵)見せて、何の動物かを考えさせます。
一部分だけを見て何の絵かを考えることで、部分から全体を推理する力をやしないます。
➁動物をつくろう
各動物の半分(頭のほうではないもの)が描かれたカードを机の上にばらばらに並べます。
頭の部分のカードを1枚ずつ見せ、対となるカードを見つけて動物の絵を完成させます。
絵が完成したら、文字を指さしながら動物の名前を読んであげましょう。
絵の合成の課題。対となるカードを見つけられるか?また、絵の向きを合わせて正しく合成できるかどうかがポイントです。
③自分でつくろう
絵カードを机の上にばらばらに並べ、対となる2枚のカードを探して動物の絵を完成させます。
絵が完成したら、文字を指差しながら動物の名前を読んであげましょう。
カードの枚数が多いほどむずかしくなります。徐々に枚数を増やして行いましょう。
④動物の神経衰弱
絵カードを裏向けにしてばらばらに並べ、対になる2枚のカードを見つける神経衰弱ゲームを行います。
記憶力をやしなう取り組みです。同じ絵柄を見つける通常の神経衰弱よりも難しくなります。
最初は少ない枚数から行い、徐々に枚数を増やして行いましょう。
知研ボックス【「い」+「ぬ」】に似ている市販のおススメ教材
ギンポー どうぶつカード
ギンポー どうぶつカード MA-DBC2 まなびっこ 銀鳥産業
ギンポーのまなびっこシリーズ「どうぶつカード」は、【「い」+「ぬ」】と同様、動物の絵を2分割にしたカード形式の2ピースのパズル。
動物30種・60枚のカードが入っています。
各動物の名前もひらがなで書かれているので、【「い」+「ぬ」】と同様、ひらがなへの導入にもピッタリです。
描かれている絵柄は、【「い」+「ぬ」】のようなリアルなタッチではなく可愛いイラストとなっていますので、子どもの食いつきや絵合わせのしやすさは「どうぶつカード」のほうが上かもしれません。
なおギンポーのまなびっこシリーズでは、「どうぶつカード」以外にも「やさい・くだものカード」「どうぶつカード」があり、いずれも2分割の絵パズルとなっています。
ギンポー のりものカード MA-NMC まなびっこ 銀鳥産業
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