直角二等辺三角形は、2つで三角形・正方形・平行四辺形が作れる等、図形の基本となる形。
知研ボックスD-1期【三角形であそぼう】は、基本図形である三角形を使ってさまざまな形をつくる課題をとおして、図形認識力をやしないます。
こちらの記事では、【三角形であそぼう】の自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。
知研ボックス【三角形であそぼう】でやしなわれる能力とは
記号による受容的思考力・集中的思考力・拡散的思考力
●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
●拡散的思考力とは:1つの事柄から色々な方面に思い巡らす能力・思考の柔軟性
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知研ボックス【三角形であそぼう】自宅での効果的な取り組み方
【三角形であそぼう】は、大・小2サイズの直角二等辺三角形と、原寸大の台紙を使用します。
三角形の大きさは、大1枚=小2枚 となっています。
①好きな形をつくろう
まずは三角形のピースを見せて、三角形という名称を確認します。
その後ピース(大2枚、小4枚)を用いて、好きな形を自由に作らせましょう。

自由に三角形に触れながら、形の特徴を理解しましょう。
➁大きな三角形をつくろう
三角形(大)の上に、三角形(小)2つをぴったり乗せましょう。
三角形(大)が、三角形(小)2つで成り立っていることを理解します。

難しいときは、ヒントとして1枚を置いてあげましょう。
③台紙を使って
原寸大の見本の上に、指定の大きさ・枚数の三角形を渡して同じ形を作らせます。
台紙No.1(三角形)
①大2枚 ➁大1枚、小2枚 ③小4枚
台紙No.2(正方形)
①大2枚 ➁大1枚、小2枚 ③小4枚
大きな三角形が小さな三角形2つで成り立っていることを理解しているかどうかがポイント。

まずは大きい三角形2枚を使って見本の図形を作らせ、そのうちの1枚の大きい三角形1枚を、小さい三角形2枚と交換させていくとわかりやすい!
知研ボックス【三角形であそぼう】に似ている市販のおススメ教材
100てんキッズ さんかくパズル
100てんキッズ さんかくパズル 3・4・5歳 教材 図形 算数学習 幻冬舎 こぐま会
「100てんキッズ さんかくパズル」は、大・小2種類の直角二等辺三角形のパズルを用いて、原寸大の見本の上でいろいろな形を合成するパズル。
付属の問題集には全100問(基本編40問・応用編60問)のお手本が掲載されていて、色や大きさの組み合わせと使用するパズルの数を変えながら、少しずつステップアップできるようになっています。

動物や乗り物など、身近なものに見立てたお手本からスタートするから、小さい子でも楽しみながら図形感覚をやしなえる!
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