知研ボックスD期【なぞなぞカルタとり】自宅での効果的な取り組み方

※ 当サイトでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。

D期(2~3歳)
oppo_0

知研ボックスD-2期【なぞなぞカルタとり】は、概念の深化(ものの属性をたくさん知り理解を深める)とともに、概念領域の拡大(見た目は違っても同じものであることがわかる)を目的とした取り組み。

こちらの記事では【なぞなぞカルタとり】の自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。

知研ボックス【なぞなぞカルタとり】でやしなわれる能力とは

概念による受容的思考力・集中的思考力・拡散的思考力・表現的思考力

●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
●拡散的思考力とは:1つの事柄から色々な方面に思い巡らす能力・思考の柔軟性
●表現的思考力とは:自分で分かっていることを的確に表現する能力

※関連記事:知研ボックスで伸ばせる24の知能因子とは

知研ボックスで伸ばせる24の知能因子とは
「知研ボックス」は、心理学者ギルフォードの知能因子論をベースに、知能研究所の創設者である肥田 正次郎が提唱した『知研式知…

知研ボックス【なぞなぞカルタとり】自宅での効果的な取り組み方

【なぞなぞカルタとり】は、2枚ずつがペアとなる34組・64枚の絵カード。

「切られていない丸ごとのりんご」と「半分に切ったりんご」

「白くて毛が長いネコ」と「毛が短い白と黒のネコ」

「腕時計」と「壁掛け時計」

・・・このように、”見た目は違っても同じもの”2枚がペアとなっています。

①同じもの

概念による受容的思考力をやしないます

ばらばらに並べたカードの中から、「同じもの」のペアを探させます。

形や色は違っても、どちらも同じ犬であることを理解させます(概念領域の拡大)

➁全部のカードで2枚ずつのペアができたら、今度は作ったペアを、さらに大きなくくりで「なかまあつめ」してみましょう。

ちみに
ちみに

小さいうちは全く同じものしか「おなじ」と見なしませんが・・・

「なかまあつめ」の例

・いぬ、うし、くま、さる、ねこ → 「どうぶつ」のなかま
・つる、くじゃく、にわとり → 「とり」のなかま

⇒さらに大きいくくりで「いきもの」のなかま

・・・のように、少しずつ「おなじ(なかま)」の範囲を広げていきましょう。

➁あてっこゲーム

概念による受容的思考力・集中的思考力・表現的思考力をやしないます

①カードを表向きにして、ばらばらに並べます。
 並べたカードの中のどれかについて、いくつかのヒント(属性)を言い、あてはまるカード(2枚)を取らせます。

出題例:「夏の食べ物です」「丸くて大きいです」「食べると甘いです」
→答え:すいか

2つ以上の情報から1つのものを推測することで、集中的思考力をやしないます。

ちみに
ちみに

ものの属性(特徴など)を正しく認識していることが必要!

➁ あてっこゲーム①の逆で、子どもに問題を出してもらいます。

ばらばらに並べたカードの中のどれかについて、子どもにヒント(属性)を言ってもらいます。
可能な限り、たくさんのヒント(属性)を言わせるようにしましょう。

わかっていることを言語化する、表現的思考力のトレーニングです。

また、1つのものに関して属性をたくさん言わせることで、ものの属性をいろいろな角度(形・色・触感・味、種類、機能など)から見る力をやしないます

ちみに
ちみに

なかなかヒントを言えない場合は、「何のなかまかな?」「どの季節によく食べるかな?」「どこに住んでいるのかな?」など、質問して引き出してあげましょう。

※他にも、知研ボックスD期の教材についてご紹介しています>>>

D期(2~3歳)記事一覧
「D期(2~3歳)」の記事一覧です。

知研ボックス 自宅での効果的な取り組み方まとめはこちら>>>

知研ボックス 自宅での効果的な取り組み方まとめ
知能研究所の教材『知研ボックス』の自宅での効果的な取り組み方に関する記事を、各期ごとにまとめました。 D期(2~3歳向…

コメント

タイトルとURLをコピーしました