知研ボックスD期【親子あわせ】自宅での効果的な取り組み方

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D期(2~3歳)

知研ボックスD-2期【親子あわせ】は、生き物の親子のペアを見つける取り組みをとおして、生き物の名称や特徴、生活様態などの属性を理解するきっかけとします。

こちらの記事では、【親子あわせ】の自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。

知研ボックス【親子あわせ】でやしなわれる能力とは

概念による記憶力、受容的思考力

●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力

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知研ボックス【親子あわせ】自宅での効果的な取り組み方

【親子あわせ】では、生き物の絵が描かれたカード12枚(6ペア)を使用します。

①親子あわせ

概念による受容的思考力をやしないます

まずカードに描かれている生き物(大人の姿)の名称と属性を認識させます。

「これは何かな?」等と発問し、名前が言えたら、その生き物について知っていることを自由に話してもらいましょう。

その後、その生き物の特徴について簡単にお話してあげましょう。

その後、全部のカードをバラバラに並べた中から、親子のペアを見つけさせます。

親子でその形態が異なるものは、そのことを十分理解させましょう。

ゾウやパンダ、ニワトリは親の姿とあまり変わらないのでわかりやすいですが、「カエル-オタマジャクシ」や「モンシロチョウ-幼虫(あおむし)」は親子の姿が全く違います。

実際にはカエルは「卵―オタマジャクシ―カエル」の3段階、モンシロチョウは「卵―幼虫―さなぎ―成虫」の4段階に変化しますが、これらの知識をただ教えてもなかなか身につきません。

ただ単に知識として教え込むのではなく、生活の中で実際にその生物を見て、それについて図鑑などで調べたり、幼虫を育てて成長過程を観察する機会を作るなど、生き物自体に興味を持つきっかけを作ってあげるようにしましょう。

あくまでも実体験を大切にしましょう

➁神経衰弱

概念による記憶力、受容的思考力をやしないます

親子の組み合わせを理解したら、親子を1組と考え、神経衰弱を行いましょう。

カードを裏向けにしてばらばらに並べ、順番に2枚ずつめくって親子の組み合わせを見つけます。たくさん見つけた方が勝ちとなります。

視覚による記憶力をやしなうトレーニングです。

同じ絵柄ではないので、ペアになるものがしっかりと理解できていないと難しい!

知研ボックス【親子あわせ】に似ている市販のおススメ教材

理英会 単元別ばっちりくんドリル 動物


69 単元別ばっちりくんドリル 動物(基礎編)


70 単元別ばっちりくんドリル 動物(応用編)

理英会「単元別ばっちりくんドリル 動物」は、知研ボックス【親子あわせ】のように、生き物の親子をマッチングする問題の他、生き物の仲間分けをしたり、生き物の身体の一部からどの生き物かを類推する等、動物(生き物)に関する知識を問う問題が出題されています。

「基礎編」が年中~年長さん、「応用編」が年長さん対象となっていますので、2~3歳児さんにそのまま解かせるというよりは、小学校受験で必要となる知識がどんなものか?を親御さんがこの問題集をとおして知った上で、実際の生き物に触れる体験や、身近なものをきっかけにして興味を広げていく働きかけが重要となります。

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