知研ボックスD-4期【つなげましょう】は、1枚に2つの絵が描かれたドミノカードの同じ絵をつなげていく取り組みで、工夫してすべてのカードをつなげることで思考力をやしなうことができます。
こちらの記事では、【つなげましょう】の自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。
知研ボックス【つなげましょう】でやしなわれる能力とは
概念による受容的思考力・集中的思考力
●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
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知研ボックス【つなげましょう】自宅での効果的な取り組み方
【つなげましょう】は、1枚に2つの絵が描かれたドミノカード48枚を用いて行う取り組み。
描かれている絵は動物・食べ物・乗り物・日用品の4グループに分類されます。
全カード48枚のうち、1枚のカードに同じグループの絵が描かれている44枚と、違うグループの絵柄が描かれているカード4枚があります。
①仲間あつめ
全カード48枚のうち、1枚に同じグループの絵が描かれている44枚のカードをバラバラにして机の上に置き、絵柄を仲間どうしに分類させます。
分類ができたら、なぜそのように分けたか(何のなかまを集めたのか)を説明させましょう。
自分で分類基準を設定して仲間わけをする課題です。
分類した理由を説明させることで、表現力をやしないます。
”同じなかま”だと分かっても、「乗り物」「日用品」など、その仲間を言いあらわすことばがわからないことも。
➁つなげよう
遊び方①で分けた各グループのカード11枚を、それぞれ同じ絵どうしが隣になるようにつなげていき、11枚のカードすべてを一列につなげます。
たくさんの中から同じ絵を見つける、絵の照合の課題になります。
つなげ方のパターンは1つではありません。
うまくつながらない時に、カードを入れ替えるなど工夫してつなげることで思考の柔軟性をやしないます。
③ぜんぶつなげよう1
遊び方②で、1列につなげた4つのグループができたら、違うグループの絵柄が描かれているカード4枚を用いて、4グループ48枚のカード全部を1つの輪のようにつなきます。
④ぜんぶつなげよう2
全部のカード48枚をバラバラにして渡し、同じ絵どうしをつなげて1つの輪を作ります。
知研ボックス【つなげましょう】に似ている市販のおススメ教材
五味太郎のドミノカード
知研ボックス【つなげましょう】と同様の取り組みは、ドミノカードと呼ばれるもの(1枚に2つの絵柄が描かれているもの)でできます。
通常のドミノカードは、サイコロのように数をあらわす目や絵が描かれていますが、五味太郎のドミノカードは、【つなげましょう】と同様に2つの絵が描かれています。
絵柄はすべて動物で、36枚のカードを同じ絵どうしでつなげていきます。
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