知研ボックスQ-10期【知研クロス】は、4枚のピースを組み合わせて1つの絵を合成する際に、単にピースを組み合わせるだけでなく「重ねる」「織り込む」という今までにない新しい考え方が必要なパズル。
こちらの記事では、【知研クロス】自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。
知研ボックス【知研クロス】でやしなわれる能力とは
図形による受容的・集中的・転換的思考力
●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
●転換的思考力とは:ある事柄を別の方面から見直す能力・創造力
※関連記事:知研ボックスで伸ばせる24の知能因子とは

知研ボックス【知研クロス】自宅での効果的な取り組み方
①織り込んで作ろう1
4枚のピースで、1つの絵を作らせます。
できがりの形をイメージしやすいボールの絵からはじめるとよいでしょう。
形や色を手がかりに、絵のどの部分とどの部分がつながるかを考えさせましょう。
ピースのいらない部分(丸印の部分)を、重ねて隠すという発想ができるかどうかがポイントです。
はじめはヒントを与えず、試行錯誤しながら取り組ませましょう。

わからないようなら「丸い印をかくすには、どうしたらいいかな?」などと少しずつヒントを与えてあげましょう。
うまくできたら、ちょうちょ・たんぽぽの台紙でも、同様に行いましょう。
②織り込んで作ろう2
くじゃくの台紙と「金のがちょう」の台紙を使用し、6枚をつなぎ合わせて1つの絵を作らせます。
絵のどの部分とどの部分がつながるかを考えさせましょう。

「平織り」の要領で織り込む操作が必要になるため、4枚の時よりもかなり複雑!
むずかしいようなら、色違いの折り紙を切って短冊を作り、織り込んで模様を作り、「織り込む」操作に慣れてから、パズルに取り組んでみましょう。
知研ボックス【知研クロス】に似ている市販のおススメ教材
こぐま会 かさねパズル
知研ボックスC期には、【知研クロス】と同様に「重ねる」「織り込む」操作が必要となるパズル【カラーフラット】があります。
【カラーフラット】と同じ台形のピース(正方形+二等辺三角形)4枚を用いて、見本と同じ形を作るパズルが、こぐま会「かさねパズル」。
お手本の冊子に4枚のピースが付属しています。
掲載されているお手本は計11種。
そのうち5種は【カラーフラット】と同じお手本です。
「かさねパズル」のお手本は、11種中4種が原寸大で、あとの7種は縮小見本となっていますが、見本とは別に原寸大の枠があり、見本を見ながら枠の上で作れるようになっています。
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