知研ボックスT-6期【正三角形】は、菱形・平行四辺形・台形・正六角形などの基本の形となる正三角形のピースを使ってさまざまな形をつくる平面パズルの取り組み。
こちらの記事では、【正三角形】自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。
知研ボックス【正三角形】でやしなわれる能力とは
図形による受容的思考力・集中的思考力・拡散的思考力
●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
●拡散思考力とは:1つの事柄から色々な方面に思い巡らす能力・思考の柔軟性
※関連記事:知研ボックスで伸ばせる24の知能因子とは
知研ボックス【正三角形】自宅での効果的な取り組み方
①台紙の上でつくろう
正三角形のピースを台紙の上に置いて、同じ形をつくらせます。
図形の合成・分解の課題。最終的に、実際にピースを置かなくても分割線をイメージできるようになる(図形の分解)のがねらいです。
➁机の上で作ろう
正三角形のピースで、台紙の見本と同じ形を机の上に作らせます。
机の上に作るのは、基準となる枠が無いため台紙の上に作るよりも難しくなります。
できない場合は、いちど台紙の上に置いてから机の上で作ってみましょう。
③分割線をかこう1
台紙と同じ形を机の上に作らせます。できた形を見て、台紙の図に分割線を描かせます。
台紙を見て頭の中で分割線をイメージできるようにしていくためのトレーニングです。
④分割線をかこう2
できあがりの図形を見ないで、台紙の図に分割線を描かせます。
台紙を見て頭の中で分割線をイメージできるようにしていくためのトレーニングです。
遊び方③をじゅうぶんに行ってから、何も見ないでやってみましょう。
⑤憶えて作ろう
台紙の図形を5~10秒程度見せてから伏せて隠し、同じ形を机の上に作らせます。
図形による記憶のトレーニングです。
見せる際に、「キツネさんのお顔みたいだね」など、イメージ化しやすいよう声かけをしてあげましょう。
知研ボックス【正三角形】に似ている市販のおススメ教材
パターンブロック
一般的に販売されている平面パズルは、正方形・長方形・直角二等辺三角形・平行四辺形・台形のベースとなっている直角二等辺三角形のピースを用いるものがほとんどで、正三角形のピースを用いるものは見かけたことがありません。
「パターンブロック」は厚みがある木製のブロックで平面パズルではありませんが・・・
正三角形をベースとした菱形・台形・六角形に正方形などを加えたピースを用いて、正三角形6個 = 菱形3個 = 台形2個 = 六角形という関係性を遊びながら自然に学べる教材。
積み木のように積んだり並べたりして自由に遊ぶこともできますし、別売りのタスクカードを見ながらお手本通りの図形を作って遊ぶこともできます。
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