知研ボックスT-6期【図形の神経衰弱】は、さまざまな形の違いを見分け、同じ図形を見つける課題を通して図形認識力や記憶力をやしなう取り組み。
こちらの記事では、【図形の神経衰弱】の自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。
知研ボックス【図形の神経衰弱】でやしなわれる能力とは
図形による受容的思考力・集中的思考力
●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
※関連記事:知研ボックスで伸ばせる24の知能因子とは
知研ボックス【図形の神経衰弱】自宅での効果的な取り組み方
【図形の神経衰弱】は、正方形・長方形・正三角形などの基本図形をはじめとした、12種類の図形が描かれたカードが各2枚ずつ、計24枚となっています。
①同じ形はどれ?
表を向けたカードを机の上にばらばらに並べ、同じ図形が描かれた2枚のペアを見つけます。
それぞれの形の違いを見分ける図形認識力をやしないます。
カードの枚数は少ない数から始め、様子を見て徐々に枚数を増やしていきましょう。
➁図形の神経衰弱
表を向けたカードを机の上にばらばらに並べ、それぞれのカードの場所を確認しながら裏返していきます。
すべて裏返したら順番に2枚ずつめくり、同じ図形のカード2枚をさがす神経衰弱ゲームを行います。
図形による記憶力のトレーニングです。
最初は2ペア・3ペアなど少ない数から始め、徐々に枚数を増やして行いましょう。
③図形のババ抜き
3人以上で行います。
24枚のカードを全員に配り、自分のカードの中で同じ図形のペアがあったら捨てます。
じゃんけん等で順番を決め、最初の人が次の順番の人のカードの中から1枚取ります。
取ったカードとペアになるカードが手札にあったらペアの2枚を捨て、同じものがなければ手札に加えます。
順番に、次の人も、その次の人のカードを取っていき、最初に持ち札が無くなった人が勝ちとなります。
知研ボックス【図形の神経衰弱】に似ている市販のおススメ教材
Shapes & Colors Memory Match Challenge Cards
『Shapes & Colors Memory Match Challenge Cards』は、図形9種(円・楕円形・三角形・長方形・菱形・八角形・ハート型・星型)×各3色のカードが各2枚ずつの計54枚と、ジョーカー的なカード1枚の全55枚入り。
【図形の神経衰弱】と同じように「神経衰弱」や「ババぬき」をすることができます。
しかも【図形の神経衰弱】は図形が1色だけなのに対し、こちらは3色あるので、
神経衰弱をする場合にも、
(例:ピンクの丸2枚、オレンジの正方形2枚、黄色の三角2枚など)
・・・形と色の2つの要素で記憶する
(例:緑色の丸2枚、緑色の正方形2枚、緑色の三角2枚など)
・・・形の要素だけで記憶する
(例:ピンクと黄色の丸、赤と青の正方形、緑とオレンジの三角など)
・・・色の要素を排除して形の要素だけで記憶する
など、さまざまなパターンでゲームの難易度を上げることもできます。
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