知研ボックスT-7期【動物はんこ】は、子どもが大好きな”はんこ”を用いて、2つ以上の指示を聞き的確に処理する力をやしなったり、法則性・規則性を発見する楽しさを知り数学的センスを身につける取り組み。
こちらの記事では、【動物はんこ】の自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。
知研ボックス【動物はんこ】でやしなわれる能力とは
図形・記号・概念による受容的・集中的思考力
●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
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知研ボックス【動物はんこ】自宅での効果的な取り組み方
知研ボックス【動物はんこ】自宅での効果的な取り組み方
【動物はんこ】では、動物の絵柄のはんこ4種(しか、りす、ライオン、わし)と、台紙2種を使用します。
①指示通りに押そう
台紙No.1を使用し、指示(どこに・何を・いくつ)の通りにはんこを押させます。
「しかのとなりに、りすのはんこを2つ押しましょう」
「ひまわりの上に、わしのはんこを3つ押しましょう」
「噴水の左側に、ライオンのはんこを1つ押しましょう」
・・・など
2つ以上の指示を理解し記憶して的確に処理する力をやしないます。
また「〇〇の上/下」「〇〇の右/左」など、位置をあらわす表現の理解も促します。
②同じように押そう
台紙No.2の①を使用し、同じ動物のはんこを押させます。
また台紙No.2の②を使用し、並びの中に規則(法則)があることを意識させながら上段と同じはんこを押させます。
一定の法則(パターン)を意識しながらはんこを押すのは、法則の発見の前段階です。
③続きを考えよう
枠のみの用紙を作成して、規則的にはんこを押して問題を作成します。
どんな繰り返しで動物が並んでいるのか規則性(パターン)を発見し、続きがどうなるかを予測させて、空いているところに正しくはんこを押させましょう。
※出題例:
①「ライオン・しか、ライオン・しか・・・」「りす・わし、りす・わし・・・」など(2つの繰り返し)
②「ライオン・しか・りす、ライオン・しか・りす・・・」など(3つの繰り返し)
③「ライオン・しか・りす・わし、ライオン・しか・りす・わし・・・」など(4つの繰り返し)
④「しか・りす・しか、しか・りす・しか・・・」など(3つの繰り返し)
⑤「わし・わし・ライオン・ライオン、わし・わし・ライオン・ライオン・・・」など(4つの繰り返し)
⑥「しか・りす・しか・ライオン、しか・りす・しか・ライオン・・・」など(4つの繰り返し)
④何が入るかな
遊び方③で使用した枠のみの台紙に繰り返しのパターンで規則的にはんこを押し、途中に空欄を作って問題を作成します。
空欄に何が入るかを考えて、はんこを押させます。
どんな繰り返しで動物が並んでいるのか規則性(パターン)を発見し、空欄に何が入るかを考えさせます。
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【動物はんこ】と同様の取り組みは、市販のはんこ(スタンプ)を用いて行うこともできます。

お子さんの好きなキャラクターなど、どんなものでもOK!
お子さんが興味を持てるものを用いて、楽しく取り組んでみましょう。
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