知研ボックスT-7期【動物はんこ】は、4種類の動物のはんこを用いた取り組み。
複数の指示を記憶して的確に処理する力をやしなったり、規則性を発見する楽しさを知り数学的センスを身につけるのがねらいです。
こちらの記事では、【動物はんこ】の自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。
知研ボックス【動物はんこ】でやしなわれる能力とは
図形・記号・概念による受容的・集中的思考力をやしないます
●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
※関連記事:知研ボックスで伸ばせる24の知能因子とは
知研ボックス【動物はんこ】自宅での効果的な取り組み方
①言われた通りに押そう
4種類のはんこと台紙No.1を使用し、指示通りにはんこを押させます。
「しかのとなりに、りすのはんこを2つ押しましょう」
「ひまわりの上に、わしのはんこを3つ押しましょう」
2つ以上の指示(どこに・何を・いくつ)を聞いて理解し、記憶して的確に処理する力をやしないます。
➁同じように押そう
台紙No.2の①を使用し、同じ動物のはんこを押させます。
また台紙No.2の②を使用し、並びの中に規則(法則)があることを意識させながら上段と同じはんこを押させます。
一定の法則(パターン)を意識しながらはんこを押すことで、法則を自分で発見し、先を予測することができるようになるための取り組みです。
③続きを考えよう
白紙に規則的にはんこを押して問題を作成し、その続きを押させます。
どんな繰り返しで動物が並んでいるのか規則性(パターン)を発見し、続きがどうなるかを予測させます。
出題例:
①「ライオン・しか、ライオン・しか・・・」「りす・わし、りす・わし・・・」など(2つの繰り返し)
②「ライオン・しか・りす、ライオン・しか・りす・・・」など(3つの繰り返し)
③「ライオン・しか・りす・わし、ライオン・しか・りす・わし・・・」など(4つの繰り返し)
④「しか・りす・しか、しか・りす・しか・・・」など(3つの繰り返し)
⑤「わし・わし・ライオン・ライオン、わし・わし・ライオン・ライオン・・・」など(4つの繰り返し)
⑥「しか・りす・しか・ライオン、しか・りす・しか・ライオン・・・」など(4つの繰り返し)
④何が入るかな
白紙に規則的にはんこを押して問題を作成します。
途中に空欄を作り、何が入るかを考えてはんこを押させます。
どんな繰り返しで動物が並んでいるのか規則性(パターン)を発見し、空欄に何が入るかを考えさせます。
出題例:
①「ライオン・しか、ライオン・しか、【空欄】・しか」「りす・わし、りす・わし、りす・【空欄】・りす」など(2つの繰り返し)
②「ライオン・しか・りす、【空欄】・しか・りす、ライオン・しか・りす」など(3つの繰り返し)
③「ライオン・しか・りす・わし、ライオン・【空欄】・りす・わし、ライオン・しか・【空欄】・わし・」など(4つの繰り返し)
④「しか・りす・しか、しか・りす・しか、【空欄】・りす、しか・・」など(3つの繰り返し)
⑤「わし・わし・ライオン・【空欄】、わし・わし・ライオン・ライオン・・・」など(4つの繰り返し)
⑥「しか・りす・しか・ライオン、しか・りす・【空欄】・ライオン・・・」など(4つの繰り返し)
知研ボックス【動物はんこ】に似ている市販のおススメ教材
【動物はんこ】は、数種類のはんこがあれば取り組みが可能です。
お子さんの好きなキャラクターのはんこなど、どんなものでもOK!
お子さんが興味を持ちそうなものを探して、取り組んでみてくださいね。
※知研ボックス 自宅での効果的な取り組み方まとめはこちら>>>
https://chiken-box-guide.com/chiken-box_matome/
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