知研ボックスとはどんな教材?料金や、どの幼児教室で使われているのかをご紹介します。

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知研ボックス

知研ボックスとは

知研ボックスは、知能教育の研究機関である「知能研究所」によって開発された、幼児向けの知育・英才教育カリキュラム。

知能研究所は「知能幼児教育学」の提唱者肥田 正次郎によって1965 年 に創設された研究機関です。
創設以来、故 塩川 新助 東京電気大学講師(数学)、故 林 髞慶応義塾大学名誉教授(大脳生理学)、小口忠彦お茶の水大学名誉教授(心理学)、千葉康則法政大学名誉教授(脳生理学)等が参加、脳生理学・教育学・心理学等を基礎にした人間の知能及び知能幼児教育学の研究を重ねて今日に至っています。
1965(昭和40年)9月に日本で初めて知能教室(当時、英才教室)を東京都千代田区の飯田橋教育センター内に開設しました。
現在、知研プログラム(知能研究所の理論と教材)を利用している教室は全国に約130教室あります。

引用元:知能研究所ホームページ https://www.chinou.com/intelligenceinstitute.html

対象は2~7歳児で、年齢に応じてD・T・Q・C・Sの5コースに分かれ、トータルで約125種類の教材から成っています。

・Dコース:2~3歳児向け
・Tコース:3~4歳児向け
・Qコース:4~5歳児向け
・Tコース:5~6歳児向け
・Tコース:6~7歳児向け

それぞれの教材は、知能研究所が提唱する知能因子論にもとづいて開発されており、それぞれの教材について、”どの知能因子を伸ばすか”という「目的」と、それぞれの発達課題に応じた「課題」が設定されています。

※知能因子論についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。>>>知研ボックスで伸ばせる24の知能因子とは

知研ボックスで伸ばせる24の知能因子とは
「知研ボックス」は、心理学者ギルフォードの知能因子論をベースに、知能研究所の創設者である肥田 正次郎が提唱した『知研式知...

知研ボックスを購入するには

知研ボックスは、知能研究所のカリキュラムを取り入れている幼児教室で教材として使用されており、一般では販売されていません。

知能研究所のカリキュラムを取り入れている教室に通うと、レッスンで使用するほか、自宅での学習用に知研ボックスを必須教材として購入する必要があります。

知研ボックスを使用している幼児教室は

知研ボックスを教材として使用している幼児教室は、全国展開している大手の幼児教室ですと「キッズアカデミー」「チャイルドアイズ」があります。

その他、知研ボックスを開発した知能研究所の認定教室が全国にあります。

キッズアカデミー

「キッズアカデミー」は、”叱らない育児”を提唱し、母親が育児を学ぶ親子教室として有名な「ベビーパーク」を運営する株式会社TOEZが経営する幼児教室。

0~3歳児対象のベビーパークに対し、3歳から7歳の知能教育を「キッズアカデミー」で、知研ボックスを使用して行っています。

キッズアカデミーに通う約3,800人に対して知能検査を行った結果、1年間キッズアカデミーに通った子どもたち全員の知能指数(IQ)の平均が145.7だったとのこと(2016年5月末)。

ちなみに知能検査では知能指数(IQ)100が平均となるように作成されており、東大生の平均IQは120台とも130台とも言われています。

※詳しいデータはキッズアカデミー公式サイトで確認できます>>>知能向上教室キッズアカデミー

もちろん、幼児期の知能指数が大人になってもそのままという訳ではなく、成長とともに変動していくものですが・・・

キッズアカデミーで学ぶ年数が長くなるほど知能指数(IQ)の数値が高くなっていることからも、キッズアカデミーで知能教育を行った成果が、データとして現れているということがわかります。

※キッズアカデミーについて詳しく知りたい方は公式サイトから>>>知能向上教室キッズアカデミー

チャイルドアイズ

”やる気スイッチ”で有名なスクールIEなどを展開する会社が経営する「チャイルドアイズ」。

幼稚園受験や小学校受験を目的とした「受験対策コース」と、思考力・読解力・表現力に強い子どもを育てる「知能育成コース」があり、知能育成コースでは知研ボックスが教材として使用されています。

チャイルドアイズでは知研ボックスの他にもパターンブロッを取り入れた独自のカリキュラムや、「算数・数学思考力検定」「日本語検定」「ことば検定」の対策を行うことで思考力・読解力・表現力をやしなうことが特徴となっています。

※チャイルドアイズについて詳しく知りたい方は公式サイトから>>>チャイルドアイズ

知能研究所の認定教室

その他、知能研究所が認定している認定教室も、知研ボックスを使用したカリキュラムを行っています。

認定教室では、ベースとなる知能因子理論や知研ボックスの使い方を研修で学んだ認定講師が、知研プログラムで知能教育を行っています

モデル校の東京英才学院をはじめ、全国にさまざまな認定教室がありますが、上記の大手幼児教室チェーンに比べると数は少ないので、お住まいの地域によっては教室がない場合も。

まずは知能研究所のホームページで、近くに認定教室があるかどうかを確認してみましょう。

※知能研究所の認定教室は公式サイトで確認できます>>>知能研究所

また認定教室とはいえチェーンやフランチャイズではないので、それぞれの教室によって特色やカリキュラムの取り入れ方、料金等もバラバラ。

かならず、公式サイトでしっかり確認しましょう。

知研ボックスの値段はいくら?

「知研ボックス」は市販されておらず、上でご紹介した、知研プログラムを行っている幼児教室に通っている方のみ購入することができます。

参考までに、各幼児教室に通った場合の「知研ボックス」の値段をご紹介します。

キッズアカデミー

年間一括購入:39,600円(9,900円/3ヶ月分)、四半期分(3ヶ月分):11,000円

チャイルドアイズ

2~6歳児コース:教材費が半年間で19,800円(9,900円/3ヶ月分)

「知研ボックス」は最小単位が3ヶ月ですが、一括購入した場合の単価はキッズアカデミー・チャイルドアイズとも同じ価格ということになります。

また、知能研究所のモデル教室である東京英才学院では、知研ボックスがキッズアカデミー・チャイルドアイズよりも割安となっています。

東京英才学院(知能研究所モデル教室)

知研ボックスを含む教材費:年間一括購入で28,600円(7,150円/3ヶ月分)

ただし、その他の認定教室については教室ごとに教材費の価格設定が違うので、それぞれの教室にて確認が必要ですのでご注意ください。

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