知研ボックスT-7期【知研パズル】は、直角二等辺三角形のピースを用いたピクチャーパズルを完成させる過程で、直角二等辺三角形から正方形・平行四辺形・長方形・台形を作る基本の合成のパターンに親しむ取り組み。
こちらの記事では、【知研パズル】の自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。
知研ボックス【知研パズル】でやしなわれる能力とは
図形による記憶力、受容的・集中的思考力
●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
※関連記事:知研ボックスで伸ばせる24の知能因子とは
知研ボックス【知研パズル】自宅での効果的な取り組み方
【知研パズル】は、ピクチャーパズルのピースがすべて直角二等辺三角形になっています。
直角二等辺三角形は、正方形・平行四辺形・長方形・台形の基本となる形。
通常のピクチャーパズルは不規則な形をしているので、パズルを完成させる時には形よりも絵のつながりを手掛かりにして行いますが・・・
【知研パズル】の場合は、絵のつながりを考えながらパズルを完成させる過程で、自然と直角二等辺三角形の合成を行うことができます。
①2枚で正方形を作ろう
完成したパズルの中から正方形(ピース2枚)を抜き出し、絵の繋がりを見て
パズルを完成させます。
直角二等辺三角形2枚で正方形ができることを意識させます。
➁2枚で平行四辺形を作ろう
完成したパズルの中から平行四辺形(ピース2枚)を抜き出し、絵の繋がりを見てパズルを完成させます。
直角二等辺三角形2枚で平行四辺形ができることを意識させます。
③3枚で台形を作ろう
完成したパズルの中から台形(ピース3枚)を何箇所か抜き出し、絵の繋がりを見てパズルを完成させます。
直角二等辺三角形3枚で台形ができることを意識させます。
④4枚で長方形を作ろう
パズルの上段左側4枚をバラバラにして、長方形を合成しパズルを完成させます。
上段右側・下段左側・下段右側も同様に行います。
直角三角形4枚で長方形(正方形+正方形)ができることを意識させます。
➄全部で作ろう
全部のピースをバラバラにして、パズル全体を完成させます。
最初にピースを置く時は、枠に描かれている絵の繋がりをヒントに置いていきま
しょう。
⑥いろんな形を作ろう1
ピースの裏側(白い面)を使用し、正方形・長方形・直角二等辺三角形・平行四辺形・台形を作ります。
作ったものをお手本として見せながら、子どもにも同じものを作らせます。
図形の合成の基本となる、直角二等辺三角形の合成の課題です。
⑦いろんな形を作ろう2
ピースの裏側(白い面)を使用し、白い紙の上で正方形・長方形・直角二等辺三角形・平行四辺形・台形を作ります。
できた図形の外枠をなぞり、原寸大のお手本を作ります。
お手本の上にピースを置いて、お手本と同じ形を作らせます。
実際にピースを置かなくても分割線をイメージできるようになるのがねらいです。
⑦いろんな形を作ろう3
ピースの裏側(白い面)を使用し、白い紙の上で正方形・長方形・直角二等辺三角形・平行四辺形・台形を作ります。
できた図形の外枠をなぞり、原寸大のお手本を作ります。
お手本を見ながら、机の上でお手本と同じ形を作らせます。
基準となる枠が無いので、台紙上に作るより難しい!
できない場合は、いちど台紙の上に置いてから机の上で作ってみましょう。
⑧自分だけのパズルをつくろう
全てのピースを裏向きにして台紙に置き、好きなように絵を描いて、自分だけのオリジナルなパズルを作ってみましょう。
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