知研ボックスT-8期【季節のうつりかわり】は、季節の生き物や植物・行事などを知ることで、自然や季節の移り変わりに興味を持つきっかけとし、情緒豊かな感性を育む取り組み。
また季節感は、小学校受験でも一般常識として知識が問われます。
こちらの記事では、【季節のうつりかわり】の自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。
知研ボックス【季節のうつりかわり】でやしなわれる能力とは
概念による受容的・集中的・拡散的・表現的思考力
●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
●拡散的思考力とは:1つの事柄から色々な方面に思い巡らす能力・思考の柔軟性
●表現的思考力とは:自分で分かっていることを的確に表現する能力
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知研ボックス【季節のうつりかわり】自宅での効果的な取り組み方
【季節のうつりかわり】では、4枚の台紙(春・夏・秋・冬)と、各季節の行事に関する絵が描かれた8枚のカードを使用します。
①季節はなーに?
春・夏・秋・冬それぞれの季節の様子が描かれた4枚の台紙を使用します。
台紙に描かれているものの中で、子どもが知っているものがあれば名前を言わせ、そのものの特徴などを確認します。
子ども知らないものがあれば説明します。
その後で、絵の状況について子どもに説明させます。
お部屋の中では、女の人がこたつに入って、年賀状を見ています。外は寒そうですが、お部屋の中は暖かそうです。」
その上で、絵に描かれている季節がいつかを答えさせます。
わからない場合は、
「暑くて、海やプールで泳ぐのが夏」
「涼しくなって木の葉がきれいな赤や黄色になり、おいしい果物や稲が実るのが秋」
「寒くて雪が降り、スキーやスケートで遊ぶのが冬」
など、それぞれの季節の特徴をわかりやすく教えてあげましょう。
➁季節の順序
遊び方①で、それぞれの台紙の季節について確認したら、季節の順序(春→夏→秋→冬→春・・・)について理解させます。
絵の中に描かれている「木」の変化に着目させてもよいでしょう。
↓
春:緑色の葉が少し出てきました。
↓
夏:緑色の葉がたくさん茂っています。
↓
秋:葉が茶色に色づき、落ち葉が増えてきました。
↓
冬:葉っぱがぜんぶ落ちて、また一枚もなくなってしまいました。・・・
季節の順序を理解するのは、子どもにとってはすごく難しい・・・
③季節の行事
絵カードには、季節の行事に関連するものが描かれています。
絵カードを見せながら、それぞれのものの名前や行事の名前・内容等について知っているものを子どもに答えさせます。
知らないものがあれば説明してあげましょう。
その後、それぞれの行事がどの季節のものか、季節の絵の台紙にマッチングさせましょう。
季節の行事については園でも取り入れられているけど、子どもはなかなか覚えられない・・・
ご家庭でもできる限り季節の行事を生活の中に取り入れ、実体験として身につけていくのが大切です。
知研ボックス【季節のうつりかわり】に似ている市販のおススメ教材
こぐま会 きせつカード
「こぐま会 きせつカード」は、春夏秋冬それぞれの季節の行事・生き物・植物などの絵が描かれた48枚のカード。
各カードの裏には、それぞれのものの名前と説明、どの季節のものなのか等が書かれているため、親御さんがお子さんに説明しやすくなっています。
アーテック 1年のぎょうじすごろく
アーテック(artec) 1年のぎょうじすごろく 本体サイズ:ゲーム盤:620×620mm コマ:φ15×33mm サイコロ:15×15×15mm 002661 2~4人用 3才以上
「アーテック 1年のぎょうじすごろく」は、お正月から大晦日まで、1年の各月の行事を題材にしたすごろく遊び。
1月~12月までの各月の行事のほか、潮干狩りや海水浴、いもほりなどの風物詩がすごろくのマスに描かれていて、すごろく遊びをしながら自然に季節に関する事柄に親しむことができます。
止まったマスごとにイベントカードを引いて指示に従ったり、ポイントチップをためて、最後にポイントが多いほうが勝ち、というルールが楽しくて、子どもたちが大好きなすごろくです。
レッスンでも、ただでさえすごろく大好き!な子どもたちが特に夢中になるすごろくの1つ
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