知研ボックスT-7期【はじめての文字】は、まだひらがなを読めないお子さんが文字に興味を持ち、ひらがなに親しむきっかけを作ったり、すでにひらがなを読めるお子さんもことばの構成力を身につけることができる教材。
今回の記事では、知研ボックス【はじめての文字 】自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。
知研ボックス【はじめての文字】でやしなわれる能力とは
概念による受容的思考力・集中的思考力・拡散的思考力・表現的思考力
●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
●拡散的思考力とは:1つの事柄から色々な方面に思い巡らす能力・思考の柔軟性
●表現的思考力とは:自分で分かっていることを的確に表現する能力
※関連記事:知研ボックスで伸ばせる24の知能因子とは
知研ボックス【はじめての文字】自宅での効果的な取り組み方
①あひるの『あ』
付属の台紙No.1~3を使用します。台紙に描かれている絵を見て、「これは何?」と問いかけ、子どもが答えられたら、台紙に書かれている文字を指差しながら一緒に読んでいきます。
➁同じ文字を見つけよう
付属の台紙No.1~3を使用します。
あ行の文字カード(5枚)の中から、あひるの”あ”と同じ文字を見つけて、台紙の□に置かせます。他の文字も同様に行います。
③文字のならべかえ
あらかじめ2文字~の言葉ができるように、必要な文字カードを用意しておきます。
用意した文字カードをばらばらにして渡し、カードを並べ替えて言葉を作らせます。
言葉がぱっと思い浮かばない場合は、カードを実際にいろいろと並べ替えてみましょう。
④ことばをつくろう
何文字の言葉を作るかをあらかじめ決めておきます。
文字カードを机の上にばらばらにして置きます。
じゃんけん等で順番を決め、好きな文字カードを取って指定の文字数の言葉を作ります。
言葉が作れなくなった人が負けとなります。
⑤クロスワードゲーム
文字カードを机の上にばらばらにしておきます。
じゃんけん等で順番を決め、最初の人が、好きな文字カードを並べて言葉を作ります。
次の人は残りのカードの中から好きな文字を取り、①で並べたカードにつなげて、別の言葉を作ります。
※カードはどの文字につなげてもOK。また、語頭・語尾どちらにつなげてもOK。
同様に文字カードをつなげて言葉を作っていき、言葉がつなげられなくなった人が負けとなります。
しりとり遊び等と同様、限られた条件をもとに言葉をたくさん思いつく拡散力をやしないます。
⑥ことばをあつめよう
2人以上で行います。
文字カードをそれぞれに6枚ずつ配り、残りのカードを場に置きます。
じゃんけん等で順番を決めます。順番に場から好きな文字カードを1枚取り、いらない文字カードを1枚、場に捨てます。先に、手持ちの6枚のカードを全部使って言葉を作れた人が勝ちとなります。
知研ボックス【はじめての文字】に似ている市販のおススメ教材
くもん出版 磁石あいうえお盤
ひらがな50音が揃った積み木やチップのような教材であれば、【はじめての文字】と同様の取り組みができます。
くもん出版 「磁石あいうえお盤」は、絵などが描かれておらず純粋に文字だけを使って考えられるのでおススメです。
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