慣用句とは、いくつかの単語を組み合わせて特定の意味をあらわす、昔から使われてきた定型的な言い回しのこと。
「瓜二つ」や「歯が立たない」なども慣用句だよ
知研ボックス【慣用句かるた】は、慣用句に親しむことで言葉に対する興味を引き出し、豊かな表現力を身につける取り組み。
また、かるた遊びを通して記憶力や集中力、観察力、瞬発力もやしないます。
こちらの記事では、【慣用句かるた】の自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。
知研ボックス【慣用句かるた】でやしなわれる能力とは
概念による受容的・集中的・拡散的・転換的・表現的思考力
●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
●拡散的思考力とは:1つの事柄から色々な方面に思い巡らす能力・思考の柔軟性
●転換的思考力とは:ある事柄を別の方面から見直す能力・創造力
●表現的思考力とは:自分で分かっていることを的確に表現する能力
※関連記事:知研ボックスで伸ばせる24の知能因子とは
知研ボックス【慣用句かるた】自宅での効果的な取り組み方
【慣用句かるた】は、16種の慣用句に対し、慣用句の文言がかかれた「慣用句カード」、慣用句の意味がかかれた「意味カード」、慣用句の内容をイラストにした「絵カード」の3種、計48枚を用いて取り組みます。
①何の絵かな
絵カードに描かれている絵の状況を説明させます。
絵の状況を認知し、言葉で表現する課題です。
慣用句的な意味でなくても、絵そのものを表現できればOK
➁絵と意味のマッチング
絵カード数枚ずつをバラバラに並べます。
意味カードを読み、その内容にあてはまる絵カード(対になるカード)をマッチングさせてペアを作ります。
全ての正しいペアができたら、それぞれのペアに当てはまる慣用句カードをマッチングさせます。
最初は5枚ずつ位から始めて、だんだん枚数を増やしていきましょう。
③慣用句かるた
遊び方②で慣用句の意味を理解できたら、全ての絵カードをバラバラにならべ、慣用句カードを読み札としてカルタ取りをします。
カルタあそびを通して楽しく慣用句に親しみ、表現力につなげていきましょう。
④例文を考えよう
慣用句を使った例文を作らせます。
例:蜘蛛の子を散らす
「急に雨が降ってきたので、公園で遊んでいた子どもたちは蜘蛛の子を散らすように帰って行った。」
大変むずかしい課題です。
まずはいくつかの例を聞かせてあげてから考えさせましょう。
知研ボックス【慣用句かるた】に似ている市販のおススメ教材
学研ステイフル 慣用句かるた
「学研ステイフル 慣用句かるた」は、44種の慣用句を題材としたかるた。
絵札には、慣用句の文言と、慣用句の内容や状況をあらわしたイラストが描かれており、読み札は、慣用句の意味をリズムのよい五七五調にした内容。
すなわち、慣用句の意味と慣用句の文言をマッチングして取るカルタ遊びとなっており、慣用句の文言だけでなく、意味もしっかりと理解できるようになっています。
なお絵札の裏面には、慣用句の意味や例文、同じ言葉を使った慣用句などの解説が書かれているので、遊びだけでなく学習にもしっかりと役立てることができます。
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