知研ボックスQ-12期【絵と話の間違いさがし】は、2枚の絵の違いを見つける注意力・観察力や、お話を聞きながら絵と見比べることで、目と耳を同時に働かせる集中力をやしなう取り組み。
こちらの記事では、【絵と話の間違いさがし】の自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。
知研ボックス【絵と話の間違いさがし】でやしなわれる能力とは
概念による記憶力、受容的・集中的・拡散的・表現的思考力をやしないます
●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
●拡散的思考力とは:1つの事柄から色々な方面に思い巡らす能力・思考の柔軟性
●表現的思考力とは:自分で分かっていることを的確に表現する能力
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知研ボックス【絵と話の間違いさがし】自宅での効果的な取り組み方
①絵の間違いさがし
台紙No.1~3の、①と②の絵を見くらべて、違うところを見つけます。
2つの絵の違いを見つける注意力・観察力をやしないます。
違いを見つけたら、「お母さんのエプロンの色がちがう」など、どこがどのように違うのかをきちんと説明できるようにしていきます。
子どもがうまく説明できないようなら、「どこがちがうの?」「どんなふうにちがうの?」などと質問して引き出してあげましょう。
また、細かい部分の違いを見つける“寄り”の視点だけでなく、全体を俯瞰して見る“引き”の視点の両方で見るよう意識しましょう。

2枚の絵を持って、少し離して見せてあげると、絵全体が目に入りやすくなるよ!
➁お話の間違いさがし
台紙No2の①、台紙No.3の①をそれぞれ見せながら、ストーリーの台紙に書かれたお話を読み、お話と絵の違うところを指摘させます。
お話を集中して聞きながら絵を見て違いを見つける、目と耳を同時に働かせる取り組みです。
台紙に書かれているストーリー以外にも、お話をアレンジして何度でも行ってみましょう。
③絵の記憶
それぞれの台紙の①を1分間見せてから隠し、絵の内容についての質問に答えさせます。
目で見たものを記憶する取り組みです。
質問の内容以外にも憶えていることがあれば、思いつくだけ答えさせましょう。
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