知研ボックスS-18期【ニス・カードあそび】は、2つの数字が書かれたカードを用いて法則性・規則性を発見する楽しさを知り、数学的センスを身につけます。
またゲームをとおして足し算や引き算を素早くたくさん行うことで、計算のスピードをアップさせます。
こちらの記事では、【ニス・カードあそび】の自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。
知研ボックス【ニス・カードあそび】でやしなわれる能力とは
記号による受容的思考力・集中的思考力
●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
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知研ボックス【ニス・カードあそび】自宅での効果的な取り組み方
【ニス・カードあそび】では、上下に2つの数字(0~9まで)が書かれたカード計100枚を使用します。
①順序よくならべよう
00から99までのカードを規則正しく並ばせます。
※横1列目:00~09、横2列目:10~19・・・・横10列目:90~99まで
並べたカードのところどころを抜き取って、1枚ずつ空いたところに正しく置かせます。
縦の列は上段の数字が0~9、横の列は下段の数字が0~9と増えていることに気づかせます。(法則の発見)
10ずつの繰り上がり=10進法の構造の理解につながります。
➁法則を見つけよう
遊び方①のとおりに00から99まで規則正しく並べたカードのうち、上の数と下の数を足して2になるカードを全て裏返させます。
同様に、足して3~18までの数でも行います。
どの数でも、上段と下段の合計が同じになるカードが斜めに並んでいることに気づかせます(法則の発見)。
計算しなくても次はどのカードを裏返せばよいかがわかるかな?
③法則を見つけよう2
遊び方①のとおりに00から99まで規則正しく並べたカードのうち、上段と下段の数の差(大きいほうの数から小さいほうの数を引く)が1になるカードを全て裏返させます。
同様に、差が2、3、4・・・となるカードでも行います。
どの数でも、上段と下段の差が同じになるカードが斜めに並んでいることに気づかせます(法則の発見)。
④どっちが多いかな1
全部のカードをバラバラにして人数分に分け、伏せたまま置きます。
伏せたカードのいちばん上から一枚ずつを全員一斉に場に出し合い、上段の数と下段の数を足した数がいちばん大きい人が、場のカードをもらえます。
最後に、いちばん多くカードを持っている人が勝ちとなります。
一桁同士の足し算を素早くたくさん行うことで、計算のスピードをアップさせます。
➄どっちが多いかな2
全部のカードをバラバラにして人数分に分け、伏せたまま置きます。
伏せたカードのいちばん上から一枚ずつを全員一斉に場に出し合い、上段の数と下段の数の差(大きいほうの数から小さいほうの数を引く)がいちばん大きい人が、場のカードをもらえます。
最後に、いちばん多くカードを持っている人が勝ちとなります。
一桁同士の引き算を素早くたくさん行うことで、計算のスピードをアップさせます。
※知研ボックス 自宅での効果的な取り組み方まとめはこちら>>>
https://chiken-box-guide.com/chiken-box_matome/
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