知研ボックスQ-9期【いろはすごろく】は、マス目に”いろはにほへと”順にひらがなが書かれたすごろくゲーム。
すごろく遊びを通して「数の概念」を身につけながら、文字に親しんだり言葉を思い浮かべる力をやしなうこともできる取り組みです。
こちらの記事では、【いろはすごろく】自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。
知研ボックス【いろはすごろく】でやしなわれる能力とは
概念・記号による受容的思考力・集中的思考力をやしないます
●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
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知研ボックス【いろはすごろく】自宅での効果的な取り組み方
①すごろくゲーム
じゃんけん等で決めた順番にサイコロを振り、出た目の数だけコマを進めて、いちばん最初にあがった人が勝ちとなります。
※ちょうどぴったり「あがり」に着かないとあがれません。数が余ったら、その数だけ戻ります。
サイコロ1個を用いた通常のすごろく遊びでは、サイコロを転がして出た目の数をパッと読み取ることで数の量感をつかんだり、出た目の数だけマスを進むことで、正しく数を数える(計数)力をやしないます。
➁足し算すごろく
サイコロを2つ使って、出た目の合計の数だけコマを進めます。
サイコロは、目が1~6の通常のものに加え、お子さんが理解している数の範囲に合わせて、以下のように使うサイコロを変えて行いましょう。
・目0~5のサイコロ2個(合計が10以下)
・数字0~5と目0~5のサイコロ(合計10以下)
・数字0~5のサイコロ2個(合計10以下)
楽しくすごろく遊びをしながら、数の合成(足し算)のトレーニングをすることになります。
サイコロは、立方体の積み木や、下↓のような立方体の発泡スチロールに丸シールを貼ると、簡単に手作りすることができます。
発泡スチロール ブロック 白 ホワイト 50×50×50mm
③「7の補数」すごろく
サイコロの裏表の目を足すと7になるという特性を活かし、出た目の裏の数字でコマを進めます。(「1」が出たら「6」、「2」が出たら「5」など)
すごろくで遊びながら、すばやく7の補数(あといくつで7)を考える取り組みです。
引き算すごろく
サイコロ2個を用いて、出た目の数が多いほうの数から少ないほうの数を引いた数だけコマを進めます。
たしざんすごろくと同様、理解できている数の範囲に合わせて使うサイコロを変えて遊んでみましょう。
すごろくで楽しく遊びながら、引き算(数の差)のトレーニングをします。
いろはすごろく
サイコロを振って出た目の数だけコマを進めます。
止まったマスの文字を読んで、その文字で始まる言葉を1つ言い、言えた場合はさらに1コマ進めます。
慣れてきたら、言った言葉の文字数だけさらに進める(例:「からす」なら3文字なのでさらに3コマ進める)というルールで行います。
ある文字から始まる言葉をたくさん考えることで、拡散的思考力をやしないます。
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