知研ボックスQ-10期【正方形を動かそう】は、平面図形を実際に動かしてみなくても、頭の中だけで動かすイメージが出来るようにしていくことを目的とした取り組み。
こちらの記事では、【正方形を動かそう】自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。
知研ボックス【正方形を動かそう】でやしなわれる能力とは
図形による受容的思考力・集中的思考力をやしないます
●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
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知研ボックス【正方形を動かそう】自宅での効果的な取り組み方
①正方形を動かそう1
台紙は使用せず、正方形のピースのみ使用します。
※付属の正方形のピースの他に、同じ大きさの正方形4枚(5枚)を厚紙などで作成して使用します。
(1)
正方形のピース4枚(5枚)を使って見本となる図形を作り、子どもにも同じ図形を作らせます。
子どもの見ている前で正方形を1枚動かし、違う形に作り変えます。
その後、子どもにも、正方形を1枚動かして同じ形に作り変えさせます。
(2)
正方形のピース4枚(5枚)を使って見本となる図形を作り、子どもにも同じ図形を作らせます。
見本の図形を子どもに見えないように隠しながら、正方形を1枚動かして違う形に作り変えます。
その後、動かす正方形の数を指定して、同じ形に作り変えさせます。
どのピースをどこに動かせばよいか、もとの図形と移動させて作った図形の違いをよく観察させましょう。
徐々に動かす枚数を2枚、3枚・・・と増やしてみましょう。
慣れてきたら、子どもと交互に問題を出し合うことで楽しく取り組んでみましょう。
➁正方形を動かそう2
正方形のピース4枚を使って、台紙No.1の1の図形を机の上に作らせます。
その後、正方形を1枚だけ動かして2の形に変えさせます。
同様に1枚だけ動かして、1→2→3→4→5まで作らせましょう。
実際に正方形を手で動かして試行錯誤させず頭の中で考えることで、図形を頭の中で操作する力をやしないます。
難しいようなら、慣れるまで実際に手で正方形を動かしてみましょう。
③正方形を動かそう3
台紙No.2、3を使用します。
正方形のピース5枚を使って、台紙の1の図形を机の上に作らせます。
その後、正方形を1枚だけ動かして2の形に変えさせます。
同様に1枚だけ動かして、1→2→3→4→5まで作らせましょう。
見本の図形に分割線が描かれていないので、台紙No.1よりも難易度が高くなります。
難しいようなら、まずは全部の形を机の上で作ってみてから、1枚だけ動かして次の形にする課題に取り組みましょう。
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