知研ボックスS-17期【点を結んで】は、点を結んで立体図形の平面図を描くことで、立体図形の細かい特徴に気づいたり、立体の作りを理解する取り組み。
立体図形がうまく描けるということは、平面図から立体を正しくイメージできるということにもなります。
こちらの記事では、【点を結んで】の自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。
知研ボックス【点を結んで】でやしなわれる能力とは
図形による受容的・集中的・表現的思考力
●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
●表現的思考力とは:自分で分かっていることを的確に表現する能力
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知研ボックス【点を結んで】自宅での効果的な取り組み方
①何の形かな?
台紙の①~⑧の図形が何の形か(何に見えるか)を考えさせます。
実際にあるものの形をイメージすることで、平面図に描かれた図形を立体として認識させます。
もし形の似ているものがあれば、実際に見せてあげましょう。
➁点を結んで描こう
台紙の右側に、点と点を結んで見本と同じ図形を描かせます。
まずは実線だけを描かせて、描いた形のどこがどの面かを考えさせてから(例:上の面、前の面、右の面)、面ごとに違う色で塗らせます。
今この図では見えない面(例:後ろの面、左の面、下の面)を確認した後、左側の見本の図形を面ごとに違う色で塗らせ、それぞれがどの面かを確認させます。
点線があると見えなかった面が見えてくることを確認した上で、右の図形に点線を書き加えさせます。
点線を書き加えることで、見えなかった面が見えてくることを確認させます。
③図形を描き写そう
台紙の図形を、点のないところ(別の紙)に模写させます。
図形を描き写すことで、図形の構成要素である辺の長さ、数、角度などをよりしっかりと認識することになります。
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天才ドリル 立体図形が得意になる点描写
天才ドリル 立体図形が得意になる点描写 【小学校全学年用 算数】 (考える力を育てる)
「天才ドリル 立体図形が得意になる点描写」は、座標上の点を結んで見本の図形を描き写す点描写のドリル。
点描写は定番的な知育の取り組みですが、通常は平面図形がお手本なのに対し「天才ドリル 立体図形が得意になる点描写」では、お手本となる図形はすべて立体となっています。
さまざまな立体図形を描き写すことで図形の特徴を理解し、立体図形をうまく描けるようになることで、平面図から立体をイメージできる力をやしなうドリルです。
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