知研ボックスT-6期【動物できたかな】は、3分割された絵カードをつなぎ合わせて1つの動物の絵を完成させる、絵パズルの取組。
パズルには動物の名前がひらがなで書かれているので、絵の合成をとおして図形的な能力をやしないながら、ひらがなの読みの導入や復習をすることができます。
知研ボックス【動物できたかな】でやしなわれる能力とは
概念・図形による受容的思考力・集中的思考力
●受容的思考力とは・・・外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは・・・2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
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知研ボックス【動物できたかな】自宅での効果的な取り組み方
①動物できたかな
【動物できたかな】の絵カード3枚(1つの動物の頭・おなか・しっぽ)をばらばらにして子どもに渡し、組み合わせて動物の絵を完成させます。
絵が完成したら、文字を指差しながら動物の名前を読んでみましょう。
最初は1つの動物のカードのみで行います。

それでも、位置や向きがばらばらになった3枚のピースを正しくつなげるのは意外とむずかしい!
少しずつ、いちどに渡す動物の数を増やして難易度を上げていきましょう。
➁動物合わせゲーム
3~5人で行います。
カードをよく切り、全員に配ります。
自分の持ち札の中で、すでに3枚揃って動物が完成していたら、そのカードは表を向けて自分の前に置きます。
じゃんけんで順番を決めます。順番に、自分の足りないカードを持っていると思われる人に「きりんの頭をください」等と言います。言われた人は、自分がそのカードを持っていたら必ずあげなければなりません。
持っていない場合は、次の順番の人が同じように行います。
3枚揃って動物が完成したら自分の前に並べていき、手持ちの札が早くなくなった人が勝ちとなります。
知研ボックス【動物できたかな】に似ている市販のおススメ教材
ZOOPARK どうぶつえあわせ
『ZOOPARK どうぶつえあわせ』は、【動物できたかな】と同様、3ピースを合わせて動物の絵を完成させる絵合わせパズル。
上で紹介した、遊び方②の「動物合わせゲーム」は、『ZOOPARK どうぶつえあわせ』を参考にさせてもらっています。
『ZOOPARK どうぶつえあわせ』にも動物の名前が文字で書かれていますが、文字がかなり小さいので、少し読みにくいのが難点。
ただし、入っている動物の数は50種類と、【動物できたかな】よりもかなり多くなっています。
また描かれているイラストがかなりリアルなので、図鑑的に動物の名前を覚えるのにも役立ちますね。
まとめ
【動物できたかな】は、図形的な要素(絵合わせパズル)と概念的な要素(文字読み)を兼ね備えた教材。
絵パズルとしては何回か取り組めば飽きてしまうかもしれませんが、遊び方②の「動物合わせゲーム」のようにゲームとして取り組むことで、年齢に関係なく長く遊べそうですね。
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