知研ボックスC-13期【知研キューブ】は、ソフトを組み合わせて立方体を組み立てる過程を通して立方体展開図に親しみ、平面と立体との関係を認識していく取り組み。
こちらの記事では、【知研キューブ】の自宅での効果的な取り組み方をご紹介します。
知研ボックス【知研キューブ】でやしなわれる能力とは
図形による受容的思考力・集中的思考力
●受容的思考力とは:外部からの情報を正しく受け取る能力・理解力
●集中的思考力とは:2つ以上の情報から1つの結論を導き出す能力・論理力
※関連記事:知研ボックスで伸ばせる24の知能因子とは
知研ボックス【知研キューブ】自宅での効果的な取り組み方
①同じ形に分ける
形の比較のしかたが分からない場合は、重ねてみるよう促しましょう。
➁展開図から立方体をつくる1
まず、台紙のとおりにソフトを組み合わせて展開図を作ります。
台紙のとおりに展開図を作るには、2種類あるソフトのうちどちらを使うのか、またソフトの向きはどうなっているか等をしっかりと見極めなければなりません。
台紙No.1の見本は原寸大なので、ソフトを上に置いて作ることができますが、No.2以降は縮小見本なので上に置くことができず難しくなります。
図形の照合の課題です!
見本のとおり展開図ができたら、組み立てて立方体を作ります。
展開図から立方体を組み立てる過程を通して、平面から立体を起こすイメージができるようになることがねらいです。
➁展開図を考える
台紙の展開図を見せずに、展開図を作ってから組み合わせて立方体を作ります。
それまでの取り組みで台紙に載っている立方体展開図のパターンが頭に入っていれば、それを思い出しながら作ってみましょう。
また台紙に載っているパターン以外に立方体が作れそうな展開図を作って、そこから組み立ててみましょう。
③展開図から立方体をつくる2
台紙に描かれている5種以外の展開図を作って、そこから立方体を組み立てます。
立方体展開図は全部で11種類あり、台紙に描かれているもの以外は6種です。
引用元:Weblio辞書 立方体の展開図
ソフトの形は2種類あるので、組み合わせ方を考える必要があります(パズル的要素)。
知研ボックス【知研キューブ】に似ている市販のおススメ教材
「ソフトパズルブロック すうじ」は、正方形のピースを連結することができるソフトパズル。
0~9の数字が描かれた10枚入りです。
パズルはすべて同じ形なので、【知研キューブ】のように形の違いを見極めたり、組み合わせを考えたりするパズル的要素はありませんが・・・
展開図を作ってから立方体を組み立てることで、立方体展開図に親しんだり、平面から立体に移行するイメージを作ることができます。
「すうじ」のほかに、アルファベットが描かれた「えいご」のバージョンも。
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